2009年4月29日水曜日

シマトキンソウ

前に紹介したメリケントキンソウに近い仲間です。
南アメリカ原産です。



<写真1>
メリケントキンソウと同じ様に地面をはう様にして生活しています。ぱっと見た感じ、メリケントキンソウよりやや毛深い感じがします。

<写真2>
花は地面すれすれにつきます。小さな花がたくさん集まってできています。トゲのようなものがたくさん見えますが、これは柔らかく、痛くはありません。

<写真3>
種子は小さく2mmくらいでしょうか。周囲にはうすく伸びた部分があり、波打って模様の様になっています。先の方は長く伸びていますが、やわらかく、トゲではありません。

<写真4>
葉は細かく切れ込んでいます。

このシマトキンソウは、メリケントキンソウに混じって生えていました。公園などの開けて日当りのよい場所にはえています。

2009年4月28日火曜日

メリケントキンソウ

キク科の外来種です。最近とみに広がっているようで。公園とかで芝生かな〜と思いきや、メリケントキンソウの群落だったりすることもしばしば。
果実のとげとげが痛い。うちには小さな子がいるので、こういうのはちょっと気になる。


南アメリカが原産みたいです。
あんまり高くならずに地面にぺたっとはりつくように生えています(写真1)。

葉は3センチくらいの長さで細かく分かれて、結構かわいい(写真2)。

花はたくさんの小さな花が集まってできていて、なるほどキク科ねという花をしています(写真3)。でもなんだかとげとげが見える。

このとげとげは、種子の先についたトゲです。キク科植物の種というと、ついタンポポみたいな綿毛を想像してしまいますが、こいつはちょっと違います。周りはうすくのびて、先はするどくとがっています(写真4)。図鑑などでは「カブトガニに似た」などとかかれています。なんだか、ステルス戦闘機のようにもみえる。


で、このトゲが、チクチク、じがじが、不快なんですよ。公園とかでおちおちしゃがむことも、手をつくこともできない。

皆さん気をつけてね。

2009年4月15日水曜日

アオスゲ

うん、たぶん。
一応、写真を図鑑風にしてみた。が、解像度下げすぎた。わけわからん。


でも、解説。
<上段>
生えている様子。まだまだ、写真の腕が・・・

<下段>
左は、花の集まり。一番上に雄花だけが集まった雄小穂、その下に雌の花が集まった雌小穂がいくつかあります。

真ん中の上は、雌花をばらしたところ。左は花を包む鱗片、長くとがった部分があります
その隣は「かほう」につつまれた雌花。右が「かほう」を除いたところ。花の時期はとうに終わり、果実がずいぶん成長しています。まだ柔らかいけど。

右はその果実をすこし大写ししたもの。

真ん中の下は、雌小穂の根元にある葉の付け根。短く筒状になっているのが分かるかな?


できるだけ,植物の形を伝えようとしたけど、わかるかなぁ。
まだまだ、書いて練習しないと、うまくいな。

この植物は以下の書籍で同定(名前調べ)をしました。
日本のスゲ (ネイチャーガイド)

2009年4月13日月曜日

シラスゲ


前述のヒメモエギスゲのすぐ近くで見つけました。
写真を撮った数日後に標本を採ったけどまだ若すぎた・・・種子が全然育っていない。

それにしても写真がわるいな〜〜

2009年4月12日日曜日

ヒメモエギスゲ


通勤中にいつもは素通りする山にちょっと寄り道しました。

調べたらヒメモエギスゲ。
うん、たぶん。
モエギスゲとヒメモエギスゲの違いは雄花の鱗片の形にあります。

小さくてかわいいスゲです。